Jerry Leger - What Goes On
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
カナダのアーティスト、ジェリー・レガーによるホワット・ゴーズ・オン。なかなか軽快で潔いロックンロール、カッコいいんじゃないでしょうか。
この楽曲自体は本来はこういうオーソドックスに跳ねたロックンロールで演奏すべきであって、実はヴェルヴェッツのオリジナルの異常に淡々としたグルーヴの方が異質なんでしょう。オリジナルはリードギターのキャッチーなメロディがハマり過ぎていてあまりロックンロールなブルース・スケールで弾きまくれないのと、あとはリズム隊の嗜好やテクニック的なものもあると思いますが、なんか歪(いびつ)というか変というか不思議なアレンジだと思いますね。そしてこの渇いたビートは実は後のクールなニューウェーヴに受け継がれていく訳で・・・。なんか、逆説的にヴェルヴェッツを見つめ直すカヴァー曲ですね。