officewildsideの日記

I Respect Lou Reed, John Cale, Velvet Underground and more...

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Lou Reed - Banging On My Drums

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バンギング・オン・マイ・ドラムス、2014年に発表されたブート盤、二枚組です。内容は意外と充実しています。

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1975〜77年にかけての、オーストラリア、ニューヨーク、オランダでのライヴ音源で、演奏、音質はまあまあ、あとはPA音源かオーディエンス音源かも表記しています。また、ブックレットには雑誌に掲載されたインタビューを収録。

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1977年のオーストラリアのライヴでは、ロックンロールを10分以上の長さで演っているんですが、途中にユー・キープ・ミー・ハンギング・オンを挿入しています。ストーンズがギミー・シェルターの間奏でゲストの女性ヴォーカルが歌う演出をしますよね。あんな感じでしょうか。コーラス陣が実力派なんで逆にドラッグ漬けのルーのヘナヘナな歌が浮き立ちますが。

あと特筆すべきは、アファーマティブ・アクション(PO #99)を収録していますね。これはオフィシャルでは未発表の曲。ストリート・ハッスルの別ヴァージョンっぽい扱いですが全く違うヘヴィなアレンジ。これはまた別の機会に取り上げたいと思います。