Lou Reed - What Goes On The Songs Of Lou Reed Released
前に紹介した新譜のコンピレーション・アルバム、ホワット・ゴーズ・オン・ザ・ソングス・オブ・ルー・リードが届きました。
内容は、ルー・リードの曲のカヴァー曲を集めたコンピレーションでなかなかの選曲です。普通に集めると大変ですからね。入手困難な曲もありますから。
説明不要な名曲揃いですが少々説明しますと・・・。
トラック12のホワイ・ドント・ユー・スマイル・ナウのオリジナルはモーリン・タッカーのソロの曲ですが調べてみたらルー・リード、ジョン・ケイルらのクレジットがありますね。知らなかったです。マニアックな選曲ですね。
トラック20のウィ・アー・ザ・ピープルはルーが若い頃に書いた詩にイギー・ポップが曲をつけてアレンジした作品です。
あと、ブックレットが意外と充実していますよ。
Coffee Break - Warhol Banana Bikini
ちょっと休憩ということで。
アンディ・ウォーホルのバナナのビキニです。白じゃないんですね。夏に向けてヴェルヴェッツ好きな彼女にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。でもヴェルヴェッツ好きな女の子は海なんか行かなそう。
Katie Cole - Perfect Day
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
ケイティ・コールによるパーフェクト・デイ。これはいいですね。アコスティック・ギターの弾き語りで、まるでルーのデモ・ヴァージョンを思わせるカヴァー。ヴォーカルもいい感じです。
ケイティ・コールはオーストラリア出身のアーティストで、ザ・スマッシング・パンプキンズのツアーにも参加しているみたいです。
Television Personalities - Velvet Underground
テレヴィジョン・パーソナリティーズによるヴェルヴェット・アンダーグラウンド(という曲)です。これはジョナサン・リッチマンの曲のカヴァーですね。普通のロックンロールなんですが、ピアノとかリズムの感じが、いつの時代の曲だ?と思わせるようなオールド・ファッションなアレンジで素晴らしいです。
オフィシャルは2006年、マイ・ダーク・プレイスに収録。
前に紹介したジョナサン・リッチマンのオリジナルはこちら。↓
The Snails - Pale Blue Eyes
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
アメリカ、ボルチモアのオルタナ系バンド、ザ・スネイルズによるペイル・ブルー・アイズ。これは素晴らしいですね。なんと三連バラードのリズム・アレンジで古き良きアメリカン・ポップスのようなカヴァー。静かに始めて、2コーラス目からのシャウトとファルセットは痺れます。ソウルフルというか、まるでドント・レット・ミー・ダウンのジョン・レノンのようです。
ザ・スネイルズは2008年から活動しているようですが作品数はあまり多くないみたいです。