Cabaret Voltaire - Here She Comes Now
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
1978年、キャバレー・ヴォルテールによるヒア・シー・カムズ・ナウです。これは初めて聴きました。
エレクトロ・ポップというか前衛的なインダストリアル・ミュージックというイメージが強いバンドですが、やはりこういう感じですか。時代を感じますね。昔のフールズ・メイトとか思い浮かびます。
現在はリチャード・H・カーク、一人でバンドは活動中のようです。2020年には新作も発表された模様。
Sterling Morrison - The Day Sterling Died, Last Night I Said Goodbye to My Friend
1995年8月30日はスターリング・モリソンの忌日。53才でした。ある時期から学問に重きを置いて音楽界とは距離を置いていた感はありますが、まだまだ活躍を見たかったアーティストです。
1996年1月のロックンロール・ホール・オブ・フェイムでヴェルヴェッツのメンバーによるスターリング追悼のパフォーマンスがありました。曲はラスト・ナイト・アイ・セッド・グッバイ・トゥ・マイ・フレンド。モーリン・タッカーのペンによる美しい佳曲です。モーリン、ルー・リード、ジョン・ケイルの三人による演奏はソング・フォー・ドレラを思わせる素晴らしいものです。
なお、この年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムのイラストがありました。ヴェルヴェッツもコミカルに描かれています。
Moe Tucker - Moe’s 77th Birthday !
1944年8月26日はモーリン・タッカーの誕生日。77歳になったんですね。元気で可愛いおばあちゃんって感じです。
という訳で一曲。元気にルイ・ルイでお祝いしますか。これはB級感、ガレージ感溢れる演奏が最高にクールです。
ザ・キングスメンのオリジナルはこちら。これも痺れます。↓
Gold Star (Marlon Rabenreither) - I Found A Reason
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
ゴールド・スター(マーロン・ラベンレイザー)によるアイ・ファウンド・ア・リーズン。これはアコスティックなカヴァーでなかなかカッコいいですね。
ゴールド・スターはオーストリア出身でロサンゼルスで活動しているブルース系のアーティストのようです。
Lou Reed - Leave Her Johnny
ルー・リードのちょっと珍しい曲を紹介します。
2006年8月21日、アルバム、ローグズ・ギャラリーが発表されました。これは、映画、パイレーツ・オブ・カリビアン制作の後、ジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督が〈シャンティ(Chantey)と呼ばれるトラディショナルな船乗りの労働歌〉に魅せられて企画された作品です。プロデューサーは、企画ものはお手のもの、名匠ハル・ウィルナー、そして参加アーティストも、ボノ、スティング、ブライアン・フェリー、ニック・ケイヴ、ヴァン・ダイク・パークス・・・とかなり豪華、結構凄いアルバムです。
ルー・リードはリーヴ・ハー・ジョニーという曲で参加しています。僕は詳しくないんですがスタンダードな曲のようですね。レコーディング・メンバーは、アントニー、ロブ・ワッサーマン、そしてチェロのジェーン・スカルパントーニとなかなか本気の布陣です。曲自体はトラッドなフォーク・ソングのような感じでしょうか。
なお、プロデューサーのハル・ウィルナーは2020年に亡くなっています。前に紹介した記事はこちら。↓
Matt Berninger - I’m Waiting For The Man
ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどのカヴァーされた曲の紹介です。
ザ・ナショナルのマット・ベーニンガーによる僕は待ち人。前回、紹介したヴェルヴェッツのファーストのカヴァー・アルバム、アイル・ビー・ユア・ミラーに収録予定ということです。
ポップでなかなかカッコいいですね。ドラムの感じとスライドギターがいい雰囲気で、展開部のコードワークも少し変えていますね。少々毒は足りないけれど秀逸なカヴァーではないかと。
なお、前に紹介したアンドリュー・バード&マット・ベーニンガーによるパーフェクト・デイの記事はこちら。↓