John Cale - Child’s Christmas In Wales
クリスマス・イヴということで。
ジョン・ケイルのチャイルズ・クリスマス・イン・ウェールズを紹介します。
これはウェールズを代表する詩人、ディラン・トーマス(Dylan Thomas)の同名作品にインスパイアされた曲。トーマスはボブ・ディランの名前の由来とも言われる詩人ですね。僕は詳しくないんですが、オリジナルはトマスによる詩の朗読が有名らしいです。
曲自体はポップな佳曲で本当に素晴らしいんですが、ジョンの荘厳なヴォーカルのせいなのか、ジョンに対する勝手なイメージなのか、どうも幸せなクリスマスを感じさせるポップにはなっていない気がします。バッド・フィンガーやトッド・ラングレンのようになりそうでならないところがジョン・ケイルたる所以でしょうか。
1983年のハンブルグでの演奏はインプロっぽいフレーズから始まるピアノの弾き語りです。↓